» 読んだ本などのブログ記事

■ 考え抜く社員を増やせ
考え抜く社員を増やせ!―変化に追われるリーダーのための本 なのですが、サブタイトルのほうの「変化に追われるリーダーのため」のほうがしっくり来ます。
では何のために考えるのか、を考えていくと、考える必要性を考えます。

そもそも、論になりますが、そもそも、部分を回避しては砂漠に建築物を建てるもの、すぐに土台が崩れます。
砂漠に植物を植えて水をあげるようなもの、 意味をなしません。

その部分から入ることが大事な気がします。
土台を強くするというか、この本を読む前に「なぜ考え抜かないといけないか」の必要性という部分が大事ではと。

スタッフが面白いことを言っていたのを思い出します、
「煙草は病気にならんと止めません」だと。止める必要性を感じないと止めないわけ、人間は弱い視点から見ればそんなもの。完全性悪説から見てますが真かと感じます。

何で考えないといけないのか、変化に追われるリーダーは必然的に感じますが、危険がない場合考えません。そういった考える機会を作るのがリーダーです。

 

私に売れないモノはない ジョー・ジラード

なんですが、ピンク色の派手な表紙で目をひいたので見てみたらジョー・ジラードでした。
初めて営業に向かう、というときに読みました。全てが誰もができないことでもないことなのに、誰もが全て完璧にやり遂げないので成果を得られないことなんだと心底感じました。営業という仕事の誇り、そして情熱がどれだけ必要なのか、について。

ジョー・ジラードは自分を変えてます。
好きな言葉の部分に、「無駄な言葉を叩くなら1枚でも多くのダイレクトメールを書け、電話をしろ。行動で示せ」
などの部分です。

営業ってどういったものかわからない新人さんや、営業は難しいと壁にあたったときには是非読んで欲しい1冊。
難しく考えるのではなく、ジョー・ジラードが行った行動を見て少しでも今の業務に応用実践できれば必ず結果はカイゼンされる、と思います。

■ マッキンゼー現代の経営戦略 ■

ビジネスブレークスルーの大前研一さん、マッキンゼーで活躍していた誰もが知っている有名コンサルタント。
用語としてよく聞く、「PPM」、「PMS」、「TPM」など使われる用語をもう少し噛み砕いて説明をつけています。

最近は戦略については自分の理解をするため、という視点に加えて第三者への説明がどれだけできやすいか、の視点が多く意識します。
第三者というのは会社の方向性であったり、事業展開であったり、事業発表などであったり。

見える化のためのより具体化、というイメージでしょうか。
マッキンゼー現代の経営戦略はその意味だとかなりハード、理解自体が大変。だからこそ、裏の裏まで裏づけが可能になる、そんな感じでした。

■ サイゼリヤ革命―世界中どこにもない“本物”のレストランチェーン誕生秘話 ■

サイゼリアは近くにあります、天六から都島のほうに行く大川沿いにありますが、土日はお客さんが入ってます。
読んでみてすっと入ってきたのは正垣さんが23年ずっと現場で働いてきた経験を元にして話しているから、のような気がします。

以前酔虎伝でバイトしていたときに、ひたすら動くもののレジやホールや厨房や焼き場でフローが慣れるまで、かなりの力が必要でした。
また中華料理屋でバイトしていたときには、火力強いので戦いでした。餃子を焼きつつ、ラーメンしつつ、盛り付けしつつ、で厨房は戦い。
冷麺入るとこれがまた少し時間かかるのと、せっかくの盛り付けを出した瞬間ぐちゃぐちゃにして食べられたりすると、「目でたしなんで欲しいんですが・・」と料理人欲にかられたこともありました。

サイゼリアは「人のため、正しく、仲良く」が企業理念。
そのためをただ愚直に進めば、今の体制になった、シンプルですがすっと入りやすい。

「何が問題で被害を受けたのか精査し、ノウハウにすること。これが強くする」 正にそう。
サイゼリア、結構好きになりました。

■ 「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト

人生日々勉強、という意識を多く持つのですが、このフリービットの酒井さんの本はその勉強の体系をもっと企業向けにアレンジしたという内容の本です。

・人材育成の目的
・育成ターゲットの選定
・タイミングを外さない育成
・育成プログラムの設計思想
・人材育成の責任
・教育効果測定

育成プログラムの具体例、というところまでを記載した内容でかなりの充実度合があります。
育成に関してはトーマツ外部研修であったり、盛和塾での学びがあるものの、「どのように育成するのか」という点はまだまだ明確なロジックや経験則が固まりにくい状況です。

そうなると経験を元に、偉大だった元教えてもらった先生を思い出しますが、教えられるほうが「成長した」と感じることに加えて、確固たる信念が必要かと。
教育者としては小学校・中学校にいました、素晴らしい先生が。結局はそんな部分をイメージ共有すべき部分。

ジャック・ウェルチ-わが経営 下

ジャックウェルチのわが経営ですがこの上巻もあります。
● ジャック・ウェルチ-わが経営

今になってこの本を読むともっとも読み応えあるのが、15章の「慢心」です。
ジョセフジェットの紹介の部分あたりです、事実は小説より奇なり、ですが最高に読み応えがあります。世の中の実際の出来事は、作られた小説よりもかえって不思議で波乱です。

「私は気分が悪くなった。3億5000万ドル、信じられない。我慢ができなくなってきた。洗面所へ駆け込み激しく痙攣して胃から何もかも戻してしまった・・・」
「自信と慢心は紙一重だ、この時代には慢心が勝り、私には決して忘れ得ない教訓を与えてくれた」

教訓として与えられえる、この発想が非常に大切。与えてもらっている、という考え方を常に持つ。
きっともう少し経った後でこの15章部分を読むと、より深い味わいが出ると思います。「教訓」を得る機会として。

■ 社長になる人に知っておいてほしいこと ■

社長になる人に知っておいてほしいこと が田舎の母からのみかんの仕送りにまぎれてまた来ました。
何かみたことある気がしたのですが、去年も同じように来てました。

松下幸之助さんの「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」

「いつまでも あると思うな 親と金」
「お金を追うな、信用を追いなさい」
「人の恩を大事にしなさい。ご先祖に感謝しなさい」

など道徳心は田舎の家庭だった分なのか、人より身に付いた気もするのですがなおメッセージ溢れる本が来ました。
経営者としての資質、それは判断力や決断力、なんだと思います。

織田信長が桶狭間の戦いの前に、奇襲で攻めることを決断したように、多岐な選択肢から選ぶ能力。
資源の集中も採用も全て同じ。まだまだです。

■ 経営は十年にして成らず

三品 和広さんの本ですが、これも視点の切り口が素晴らしい。

ジャックウェルチがGEで活躍した点について、ウェルチ本人の書籍などから述べているのに対して、ジャックウェルチが素晴らしい経営者だったことに加えて、そのウェルチを育て上げた環境と、そして支えたGEの組織や文化が賞賛される、とまとめています。

そういえば、サッカーの話ですが公立の高校なのに毎年強い高校ってありました。監督の手腕が大きいですが、その環境もあるのでしょう。中学から入ってきても強いチームつくりができる組織文化に興味を感じます。

文化の熟成には時間がかかる、だからこそ10年なんです。そのように感じます。

■ 生き方―人間として一番大切なこと  ■

稲盛さんの「生き方」ですがかなり前に読んだことあった本を改めて読みました。
本は何度読んでも何度でも違う角度で味わいがあるのですが、今回もそうでした。

今まではいかに生きるのか、という視点だったのですが、どういった会社にしていくのか、会社の行き方を考えます。
手段としての会社ではなく、どのような方向に導くのかという視点が大きな変化です。

いかに生きるか、いかに死ぬかと同義に感じます。
生きとし生けるもの、いつかは必ず終わりが来ますが、その後も考えることは大事です。

なぜ生かされているのか、生をどのように使うべきなのか、真剣に考えていくべきです。
単純にいいますが「世のため人のため」は仕事でも生き方でも同義です。そう思ってます。

9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方

ディズニーランドでのスタッフの教育や採用などを紹介した本です。ディズニーはアトラクション以外にも、このスタッフも素晴らしいです。
という思い出があったので読んでみました。

そういえば、セブンイレブンでバイトをしてました、昔。セブンでは朝6時からバイトと早朝やってたのですがいろんな角度から見るとほんとにバイト以上の経験をたくさん得ました。
・セブンでは顧客単価 600円~700円
・朝7時~8時くらいがピーク、かつヘビーユーザ
・本棚は外から見えるところに
・顧客は年代別でチェックし、データ管理
・強盗対策用の現金の簡易金庫入れがある
・お弁当などは店の奥、という導線設定
・立地条件は信号の側
・冬はサンタの格好、またはトナカイの格好

中でもジュースやパンなど表面にしてきれいに見せることを「フェイスアップ」と言ってましたが、このフェイスアップが好きでした。
整理整頓できているみたいで。BOSSならBOSSの面を全て見せるようにしてぴちっと揃えるようにするわけです。

在庫がない歯抜けのスペースがないようにすることも大事で、今でもコンビニ行くとこのあたりがしっかりしている店は流行っているように感じます。
意識がそういった部分にも行くから、なのかもしれないですが。採用などでもこういったバイトでも、少し意識を持って仕事を少しでもしている場合には同じ仕事をしても視点が異なるような気がします。そういえば月刊コンビニという本もありました、こういった本を自主的に読むことも大事かも。なぜか図書館にあったので私は読んでましたが。

「お金をもらう以上プロの仕事をしろ!」

何か印象に残ったので覚えてます。

ロベルトバッジョ自伝

ロベルトバッジョはアメリカ大会のときには奇跡の復活をした英雄でありながら、最後はブラジルとの対戦でPKを外してしまい悲劇の主役になった選手です。
その前のイタリア大会では彗星のごとく現れてひょうひょうとドリブルで相手をかわす様に憧れたものでした。

ヨーロッパで最高の優秀選手に与えられるバロンドールを受賞して、正にバッジョの大会と言われながらも予選でマークやコンディションに苦しみ得点できず、チームも敗退の危機だったものの、最後の最後でチームを救うその活躍に高校生の時の私は心から「バッジョはすごい!」と感動したものでした。

シニョーリ、マッサーロ、ディノバッジョ、バレージ・・・。当時のイタリアの選手、往年の選手を今でも覚えています。
読んでみてバッジョの心の変化や、また考え方が少しですが共感できたように感じます。

スポーツ選手は常に結果と自己犠牲を求められます、その原動力は情熱。絶対に勝ちたい、成し遂げたいという鋼鉄の意志。勝つためには自己鍛錬しかない、その原理原則が好きだからスポーツが魅力だと思います。

逆境を生き抜く力

沖縄の興南高校の野球部監督の我喜屋校長先生の本です。
興南高校は2010年の春夏高校野球で連覇した高校、その監督なので名監督の著書です。
「仕事も人生も小さなことに全力で取り組めば大きな成果になる」という帯ですぐに買ってしまいました。

野球を通じて人間として成長してほしい、我喜屋先生の教育観や人生観が詰まっています。
教育を基本とする様々な理念を持ち、高校野球を通して伝えている、かつて私も高校のときなどには教師になりたいと考え勉強したことがありました。

小学校のときの谷口先生、中学のときの寺本先生、厳しい先生に教えられた言葉や考え方、経験は今になっても抜けません。
谷口先生は勉強や学問について、「教室は戦場、一歩も譲るな」だったり、「トラトラトラ」という言葉など、意識を勉強という視点でなく広く政治や文化、歴史に目を向けさせてくれました。

また寺本先生はサッカーを通じて、どのようにチームを作り自分の特徴を活かし、みんなに貢献すべきなのか、という視点を徹底的に教えてもらいました。
道具を大事にしない選手は伸びない、グランドのライン沿いが汚れていないということはグランドを目一杯使いきれていない証拠、またボールに座ることは絶対に許さない、大事なボールに座るということはサッカーする人に失礼、ということを教えてもらいました。

ちょうど本のくだりにも、野球のボールを足で蹴った生徒を説教するくだりがありましたが、ほんとに共感します。
野球に勝つことが目的ではない、野球を通じて人間を育てる。ほんとに素晴らしいと思います。

仕事も同じ、売上を上げることだけが仕事の目的ではない、仕事は世のため人のために行う、そして仕事を通じて人間を磨かれる、そうありたいと思います。

なぜ会社は変われないのか

経営パワーの危機、Ⅴ字回復の経営など三枝さんの本と関連しているのかと思いきや、ちょっと異なる趣向の本でした。
組織のパワーを今ひしひしと感じながら、サッカーでも見る視点はチームの連動と監督の手腕など。

ザッケローニ、なでしこ佐々木監督、チェルシーのビラス・ボアス監督、そしてモウリーニョ。
野村監督もそうです。着いてくる価値のある上司か否か、最後まで戦える上司か否か。そしてその戦略で勝てる上司か否か。
強烈なトップダウンも必要だし、ボトムアップも必要。そういった組織感を出すための課題が今の課題では、と。

■ 経営戦略を問いなおす~三品和広 ■

神大の三品教授のあたらしい本です。
ある講演で聞いてから軽快な話で興味が湧いたので早速三品さんの本を数冊読んでみた中の1つ。
興味深い言葉などの引用をいくつかあげてみると

・松下さんが言うのは、企業の社会貢献度合いを測るパロメーターが利益
・長期利益の安定成長を図ることが本当の戦略、1年の短い利益ではない。
・ヒロセ電機とSMKの比較ではヒロセ電機は量産品に手を出さない
・小売業では1に立地、2に立地、34がなくて、5に立地。
・経営は10年にしてならず
・GEのジャックウェルチもジョーンズも、ブルーカラーの家庭に生まれハンズオン。雲の上の経営ではなく現場思考。

なるほど、という言葉ばかり。次は「経営は10年にしてならず」です。

幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語

松下幸之助さんを描いた本は多々ありますが、この本は外人の博士が改めて書いたもの。
客観性が外国の方ということもあって、通常の本とは少し異なります。

読んだあとの感想ですが、幸之助さんの家族は病気などで早くに亡くなっていたり、息子さんが病気で亡くなったり非情感が戦時のせい もあってかかなり出ているように感じます。

その点が経営感に色濃く出ているのでは・・。
人間知識よりも経験です、知行合一。正に感じます。

僅か10歳くらいで丁稚奉公として和歌山から親元離れて出てきた幸之助さんの価値観は、今の私などとは遠く異ならないわけがない、戦後も追放など被害にあってもまた復活する力。そのたびに経験をつみ、考えを固めたことなのでしょう。

困難に直面しているときに読むと勇気が出る本の1冊です。



ツイッター

カレンダー

2012年5月
« 1月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031